semwait <概要> semwait : 指定ファイルが存在するまで待つ <書式> Usage : semwait [option..] <path1> <path2> .. Options : -a -o --less_than <n> --more_than <n> -s <sec> -t <time> --interval <ms> Version : Thu Mar 7 18:35:33 JST 2019 Edition : 1 <説明> path1 path2 ... のすべてが存在すれば正常終了します。存在しなければ待 ちます。存在チェックは1秒おきに行われます。パス名にはワイルド・カー ド(* ? [])を用いることができます。その場合は、パス名を引用符で囲み ます。 -t オプションを使って以下の4パターンの制限時刻を設定できます。制限 時刻を過ぎたところでエラー終了します。 HHMM:時分 HHMMSS:時分秒 YYYYMMDDMM:年月日時分 YYYYMMDDMMSS:年月日時分秒 -s オプションを指定すると、現在時刻から <sec> 秒経過したところでエラ ー終了します。<sec> には小数を指定することができ、ミリ秒単位で指定す ることができます。 --interval オプションを指定すると、存在チェックの間隔が <ms> ミリ秒 になります。 -a オプションはデフォルトです。指定ファイルのすべてが存在するのが終 了条件になります。-o 指定のときは、指定ファイルのいずれかが存在する まで待ちます。 <例1> 16時30分までファイル sem1 sem2 を待つ (16時30分01秒になったところでエラー終了する) $ semwait -t 1630 sem1 sem2 || exit 1 <例2> 5 秒間ファイル sem1 sem2 を待つ $ semwait -s 5 sem1 sem2 || exit 1 <例3> 存在チェックを 100 ミリ秒おきに行う $ semwait --interval 100 sem1 sem2 <例4> sem1 sem2 のいずれかを待つ $ semwait -o sem1 sem2 <例5> sem. から始まるファイルを10秒待つ $ semwait -s 10 'sem.*' <例6> 'sem.' から始まるファイルが3つより少なくなるまで待つ。タイムアウト は 10 秒とする。 $ semwait -s 10 --less_than 3 'sem.*' <例7> 'sem.' から始まるファイルが3つより多くなるまで待つ。タイムアウトは 10 秒とする。 $ semwait -s 10 --more_than 3 'sem.*'