動画説明
rexcel(USP)
＜名前＞
rexcel : エクセルファイルのテキスト変換
＜書式＞
Usage : rexcel <sheet>: [<from>: <to>:] <file.xls>:
Version : Thu Jul 11 10:15:27 JST 2013
＜説明＞
エクセルファイルの指定したシート、指定した範囲をテーブル形式で出力します。
空白セルは「@」でパディング、半角空白は「_」に変換、改行は「\n」に変換します。
＜例＞
下記のようなfile.xlsファイルがあるとします。
1 |A B C
===============================
2 |a2
3 | b3
4 | b4
5 | c5
6 |
7 |
8 |
9 | b9
10| b10
==============================
sheet1/
~~~~~~
＜例１＞
file.xlsの一番目のシートを出力
$ rexcel 1 file.xls
a2 @ @
@ b3 @
@ b4 c4
@ @ c5
@ @ @
@ @ @
@ @ @
@ b9 @
@ b10 @
＜例２＞
file.xlsの一番目のシートのA3からC5まで出力
$ rexcel 1 A3 C5 file.xls
@ b3 @
@ b4 c4
@ @ c5
＜例３＞
file.xlsの一番目のシートのB4より右下の範囲を出力
$ rexcel 1 B4 -- file.xls
b4 c4
@ c5
@ @
@ @
@ @
b9 @
b10 @
＜例４＞
file.xlsの一番目のシートのC列だけを出力
$ rexcel 1 C- C- file.xls
c4
c5
＜例５＞
桁が大きくてエクセル上ので表示されていなくても、
セルが保持している桁数で出力します。指数形式の出力はしません。
file.xls
|A B
===============================
1 |10000000000 1.2021E+24
2 |1E+11 1200210412
==============================
sheet1/
~~~~~
$ rexcel 1 Book1.xls | keta
10000000000 1202104210401200030351360
100000000000 1200210412.124140
＜オプション＞
-h --help: usageとバージョンを表示します。
＜インストール情報＞
動作環境：
使用にはPython2.4～2.6が動作し、rexcelに同梱のpyexceleratorモジュールが必要です。
pyexceleratorはpythonで書かれたライブラリで、Python2.4～2.6が動作すればOSに関係なくインストールできます。
※pythonのバージョンの確認方法:
$ python (Enter)
Python 2.6.2 (release26-maint, Apr 19 2009, 01:56:41)
~~~~~
[GCC 4.3.3] on linux2
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>:>:>:
pyexceleratorのインストール：
rexcelと共に配布されるzipファイルを解凍してpythonでコンパイル、
あるいはhttp://sourceforge.net/projects/pyexcelerator/からダウンロードして
pythonでコンパイルします。（root権限でコンパイルすること。）
sudoを使った例）
$ unzip pyexcelerator-0.6.4.1.zip
$ cd pyexcelerator-0.6.4.1
$ sudo python ./setup.py install
root権限での例）
$ su -
# unzip pyexcelerator-0.6.4.1.zip
# cd pyexcelerator-0.6.4.1
# python ./setup.py install
インストールしたら、解凍したディレクトリは削除してかまいません。
＜注意＞
エクセル中にハングル等、EUC-JPで扱えない文字が含まれた場合、EUCの環境での動作は保証されません。
