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動画説明

divsen

概要

divsen : 指定フィールドを千で割る

書式

Usage : divsen [-s] <f1> <f2> ... <file>
Version : Mon Jun  2 19:05:05 JST 2014

説明

引数のファイルの数値を千で除算し出力するツールです。千単位の表を作成
する場合などに使用します。引数で千で除算する各フィールドを順に指定し
ます。尚、小数点以下の数値は四捨五入されます。

フィールドとして
  単体       ( divsen 3 など )
  範囲       ( divsen 2/4 )
  NF、NF-数  ( divsen NF-1 など : NF は処理レコードのフィールド数 )
が指定可能です。
存在しないフィールドを指定するとエラーとなります。

-s オプションを指定すると、四捨五入せず、小数点の値をそのまま出力し
ます。

ファイル名が指定無し、あるいは "-" の時は、標準入力を期待します。
ファイル名は "10" などの数字だけのファイル名を使用してはいけません。


例1

<例1>
$ cat data
20060201 296030 6710000
20060202 1300100 3130000
20060203 309500 20100
20060204 16300 300100
20060205 41000 210000
20060206 771100 400000

2フィールド目と3フィールド目を千で除算します。
$ divsen 2 3 data > result
$ cat result
20060201 296 6710
20060202 1300 3130
20060203 310 20
20060204 16 300
20060205 41 210
20060206 771 400

例2

-s オプションを指定すると四捨五入せず、小数以下まで正しく計算します。
marume コマンドなどで後加工します。
$ divsen -s 2 3 data > result
$ cat result
20060201 296.030 6710.000
20060202 1300.100 3130.000
20060203 309.500 20.100
20060204 16.300 300.100
20060205 41.000 210.000
20060206 771.100 400.000

ワンポイント

"divsen" された結果をパイプでつないで "divsen" を実行すると、百万単
位のデータを作成することができます。その場合は、二重に四捨五入をする
のを避けるため、最初の divsen に -s オプションを指定してください。

$ echo 2499500 | divsen 1 | divsen 1
3
$ echo 2499500 | divsen -s 1 | divsen 1
2